サザンオールスターズをザ・ベストテンで見て以来、
ずっと、魅せられっぱなしです。
いまだにドライブには欠かせないサウンドです。
聞くほどにやられっぱなしで、決して懐メロにならない。
聞くたびにその時の気分とマッチして更新されます。
こんな曲の数々を持つお方は他にはおりません。
そのたんびに、「桑田、さいこ~」と感嘆のため息が…
こんな語彙の乏しいワタシに言葉を与えてくれたのがこの本です。
『桑田佳祐論(新潮新書)』を読んでおります。
おもしろくってしょうがないです。
知識とセンスがある人に解説してもらうと、その良さがハッキリわかって楽しい。
「サウンドに合わせた言葉の響きを優先する・・・さらには響き優先のために、歌詞を意味から解放させるというもの」
これが、著者・スージー鈴木さんがおっしゃる桑田の新しい方法論。
「単に手を抜いたり、単にありふれた言葉で取り繕うのではなく、サウンド志向と両立する新しい方法論」なのだ。
う~ん、だから魅せられちゃうんだね。
とくに、歌詞の解説が深くて、新しい発見がたくさんあります。
こんな音楽の授業があったらおもしろかっただろうにって思います。
こんな国語の授業だったら、のめり込んでしまいそうです。
やっぱり、くわたさいこ~
んっ? 桑田彩子ってだれ?