子どもがいる夫婦と子どもがいない夫婦はどっちが幸福でしょうか?
もちろん人によると思いますが、統計的に見るとどっちだと思いますか?
子どもの有無と生活満足度の関係がわかる調査結果があります。
「日本では男女とも、子どものいる人の方が生活満足度が低い」ということです。
かつては、「子はかすがい」と言われたり、
子どもを持つことが幸せの象徴のように言われた時代もあったと思います。
それが、今では子どもがいない夫婦の方が生活満足度が高いとは!
どうしてだと思いますか?
答えは・・・お金です。
子どもを持つということは養育費に加え近年では教育費も嵩み、これらの金銭的負担が満足度を下げているとか。
子どもを育てるには時間的にも肉体的にも大きな負担ですから、
これに金銭的負担が加わったら、生活満足度も下がって当然です。
それにしても、これらの負担が子どもを持つ喜びや充実感を上回るとは。
昨今の少子化も当然ということでしょうか。
でもね、これらの負担も子どもが大きくなったら解放されて、
後は、大きくなった子どもたちに囲まれて幸せな老後を送れるんじゃないですか。
・・・なんて思っていたら甘いみたいですよ。
子どものいる夫婦の幸福度は、子どもが成人しても低いままだそうです。
一生にわたって、子どものいる夫婦の幸福度は子どものいない夫婦より低いってことです。
子どもを持つ人にとってはショッキングな結果かもしれません。
理由は、こちらもお金です。
子どもが総じて高学歴になり教育費が嵩むのが原因です。
それに加えて、多くの若者が自立できない社会状況も影響しているようです。
多くの若者が非正規雇用で収入が低く抑えられたり、精神的に自立できず親と同居のケースも増えているとか。
こんな社会に未来はあるのでしょうか。
何となく感じていたことですが、なんとも重い現実です。
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