SDGsは「Sustainable Development Goals」の略ですよね。
最近よく聞くようになりました。
国連が決めた「持続可能な開発目標」です。
2030年までに世界が達成すべき17のゴールと169のターゲットが設定されています。
これだけ世界中で運動の広がりを見せるのは、国連の取り組みだからです。
なんだかんだ言っても、国連は確実に世界に貢献しています。
SDGsに文句なんてありません。
日本社会でも、メディアで聞かない日がないくらいこの言葉が流れます。
「エスディージーズ、えすでぃーじーず」って子どもでも覚えちゃっています。
ただ、ちょっとモヤモヤを感じるのも事実です。
この言葉を聞くのが、企業のコマーシャルの中だからです。
ラジオを聞いていても、テレビを見ていても、この言葉を聞くのはCM中が多い。
これによって人々の耳に定着して、意識が高まるんだから文句は言えません。
だだ、流行り言葉のように人々の耳に触れるだけで人々の意識の変化が期待できるのか。
企業にとってはイメージアップのために使える便利な言葉に成り下がってしまわないか。
”SDGsウォッシュ” なる言葉もあるというじゃないですか。
企業のイメージを上げるために取り組んいるポーズを見せることに使うこと。
やったふりですかね。
SDGsによる経済効果は2030年までに年間1200兆円になるという試算もあるそうです。
そんなのを聞くと、モヤモヤしてくるわけです。
国民ひとりひとりが本腰入れて考えて行動しなくちゃいけませんね。