子育ての中で直面する問題にお小遣いがあります。
いつから与えるか? いくら与えるか? というのは大きな問題です。
ひろゆき氏の著書『1%の努力』にこんなことが書いてありました。
「幼少のころに『小遣い制度』だった人は、お金がたまりにくいという。」
どうしてだかわかりますか。
「来月になったらまたもらえるから大丈夫だ」と思って使い込んでしまう、というのです。
ま、たしかに、「またもらえる」と思えば使ってしまいそうです。
子どもには「使ってしまったら減る」という感覚を持たせたい。
理由もなくお金がもらえる、という環境はあまりよろしくないかもしれません。
ひろゆき氏自身、「若いうちに、ムダにお金を使うことに対する嫌悪感が身についたのは、大人になってからトクをしていると感じる」とも書いてあります。
これはワタシの高校時代の経験なのですが、
ワタシもお金のない高校生でした。
夏休みは部活生徒くらいしかいない学校に行って、教室を我が物顔で使っていました。
表向きは、受験勉強をするって口実です。
それで、勉強に飽きると、学校中の教室を巡ってジュースの空き瓶を拾い集めてきました。
これを学校近くのお店に持っていくと、一本10円で交換してくれたのです。
デポジット代ですね。
10円くらいの少額なので、みんな返さないで教室に置き捨てていくわけです。
それを、学校中集めて巡ると、かなりの額になるんです。
ま、貧乏くさいといえばそうなのですが。
ひろゆき氏の言っていることって、こういうことじゃない?と思ったものですから。
「努力で解決する」か「お金で解決するか」ってことですよね。
どっちの人になるかは、こんな小さな育て方の違いで変わってくるかもしれませんよ。