人の話を受けて、「いや」「しかし」で話を始める癖がありませんか?
女性より男性の方が多いみたいですよ。
上野千鶴子さんの朝日新聞「悩みのるつぼ」(2022.2.26)にまたまた登場です。
相談者は60代の女性で、悩みは、夫との会話にストレスを感じるってことです。
またまた出ました、説明したがる男の登場です。
人の話を聞いて、「そうだよね」「なるほどね」とはならないで、
ついつい、「いや・・・」とか「しかし・・・」とか「話の本質は・・・」で、話を始めることをマンスプレイニングというそうです。
こういうことをするのに、男の人が多いからマンスプレイニングと名前がついたとか。
「女性を差別するような人ではない」と思っていた夫が、実は・・・
こんなケースは多いでしょうね。
これって、育てられ方に大いに影響されていますよね。
男性にはそういうことが求められていたのではないかと思うのです。
50代や60代になって、「そういうの、嫌われるよ!」と言われてもねぇ。
長年、沁みついたやり方ですから簡単に改めることは難しいと思います。
しかしですね、「ボクの方が良く知っているんだよ」って、常に優位に立ちたいと思っている人と話をしてくれる人はいませんから。
相手は子どもじゃないんだから・・・、
あっ! 子どもに対してだって失礼ですよ!
たいせつな人と会話を楽しみたいと思ったら、「そうだよね」「なるほどね」が大事。
気がついたら、人が寄り付かず一人ぼっちに・・・なんてことにならないように。
自分に言い聞かせてます。