オリンピックがありました。
たくさんの人が選手の活躍に感動していたでしょ。
ワタシ、ちょっと複雑な気持ちなんですわ。
スポーツを見ると、落ち込むんです。
たぶん、一生懸命がんばっている人をテレビの前に座って見ている自分が情けない。
「おまえ、そんなところに座ってただ見てる場合じゃないだろう?!」って声がするんです。
何だかひねくれているようで、この性分はどうしたもんでしょう?
年齢を重ねてだんだん落ち着いてきましたが、
高校生のときなんて、同年代が活躍する甲子園なんてとても観ていられませんでした。
「感動をありがとう!」なんて、素直に言えなかったですね。
自分も、「人に感動を与えられる人間になりたい!」
年若いワタシは、そんなふうに思っていました。
人に認めてもらいたい! そんな感情があったのだと思います。
最近はやっと、心穏やかにスポーツ観戦を楽しめるようになりました。
「頑張ってるじゃん」と自分で自分を少し認められるようになったからですかね。
だからでしょうか、目立たないところで頑張ってる人を応援したいなと思うんです。
がんばってるんだもんね。