モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

鬼だって人間を怖がってる、どうすればいいのかを、こどもが教えてくれる

ちびっこちびおに (日本の絵本)』という絵本があります。

 

ひがら山というところに、お母さんと2人で暮らしている「ちびおに」が、

 

「ね、おかあちゃん。 ぼく、にんげんの まちに いってみたいよ。」と。

 

お母さん鬼は応えます、「だめ、だめ。つかまってしまうから。」と。

 

でも、「ちびおに」があんまりせがむので、

 

上着を着せ、長靴を履かせ、手袋をはめ、帽子をかぶせて、こう言います。

 

「いいかい、いちどっきりだよ。どんな ことが あっても、これを ぬいでは だめよ。もし、ちびおにだなんて わかったら、ひどいめに あうんだあからね。」

 

ふもとの幼稚園にたどり着いた「ちびおに」ですが、さぁ、どうなったと思います。

 

いろいろあったのですが、結局、鬼の子だってわかってしまっても、

 

こどもたちは、「じゃあ、あそぼう。」「じゃあ、あそぼう。」と、

 

一緒に楽しく遊びました。

 

こどもって、そんなもんなんですよね。

 

先入観で、あれこれ心配してしまうのは大人なんですよね。

 

そして、心配のあまり、こどもにいろいろと吹き込んでしまう。

 

まぁ、親心なんでしょうが・・・。

 

物騒なところもある世の中ですから、「人は信じられる」なんて無邪気に考えられないかもしれませんが。

 

それでも、こどもには「人は信じられる」というメッセージを送りたいです。

 

大人の本当にやらなくてはならないことは、こどもたちが安心して暮らせる社会を創ること、これに尽きると思います。

 

これが、きれいごと、と響いてしまうとしたら・・・

 

まだまだ、やることがあるってことですね。

 

 

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