車を走らせていて、赤信号で止まって横をふと見ると、
隣に止まった自動車のボディに「戦力×××××株式会社」なんて書かれていました。
(×××××の部分にも、ちゃんとしたカタカナ語が書かれていました)
会社の名前に「戦力」なんて文字が入っているのにちょっとビックリしてしまった。
調べてみると、全国展開している会社でした。
それにしても、会社の名前に「戦力」なんてつけるのには違和感です。
以前に「戦争につながるものには反対し続ける!」と、どこかで宣言したものですから気になって。
そういえば、私たちの生活の中にも軍隊用語や戦争にまつわる言葉は存在しています。
「作戦を練る」とか「武器になる」なんて普通に使ってしまうかも。
他にも、戦術、戦略、反撃、爆弾発言、一騎討・・・、いろいろあります。
出張も戦争に関係するとなると、もうお手上げです。
でも、いったん気になりだすと、これらの言葉は平気で使えなくなります。
人が使ってるのを聞いても、あまり気分がいいものではありません。
やっぱり、こういう言葉は平気で使える神経になっちゃいけないと思います。
知らず知らずのうちに感覚がマヒしてしまうからです。
特に、子どもがいるところでは使いたくないです。
戦争が間直にあるところでは、子どもたちの生活にもしみ込んでいくものです。
ワタシが小さいときは「ホンカントリ」という集団遊びをした記憶があります。
泥棒と警官が出てくる「どろけい」のような遊びでした。
ホンカンは本官ですよね、きっと。これって完全に戦争ごっこだったわけです。
そのときは全然わかりませんでした。
言葉狩りのようになっちゃうと嫌なのですが、言葉に鈍感にならないようにしたいと思いました。
特に、子どもに接する大人には気をつけてほしいんですけどね。