「食品は日付の古いものから購入しましょう」
食品ロスをなくすための活動を伝えるラジオ広告を聞きました。
それで思い出したのですが、かつての親仲間のお話しです。
スーパーに行った際に息子さんに言われたって教えてくれました。
「牛乳は日付の古いのから選ぶんだよ!」
こんなことを息子に言われたワタシの知り合いは、
「息子に教えられましたよ」
そこで、ワタシの感想なんですけど、ちょっと複雑でした。
まあ、なんと素直な息子さんなんでしょう、とは思いましたけどね。
自分で考えたのか、誰かに言われたのか・・・。
ワタシはスーパーでは日付の新しいものを選びます。
牛乳だったら手前に古いものが置いてあるので、可能な限り奥から取ります。
スーパーにとっては嫌らしい客でしょうね。
でも、消費者としては当然の選択だと思うのです。
食品ロスのことはワタシも関心を持っているし、深刻に考えています。
だけれども、自分の生活も大事ですから。
たとえば牛乳ですが、買ったらすぐ消費するというなら気にしないかもですが、
少しずつ消費するので、全部使い終わるまでには時間がかかります。
腐らしてしまったらそれこそロスですから、消費期限まで期間があるものを選びたいです。
その息子さんのようにピュアではいられません。
ウチの子ども達が「古いのから選ぶんだよ!」なんて言ったらどうしただろうか。
「えらいね」なんて無条件にほめられない、たぶん。
「スーパーの方が、消費期限間際のものは値引きするなど努力するべきだ。」
「道徳みたいなことで事を片付けようとするのが気に入らない」
「子どもを手名付けるようなやり方が気に入らない」
こんなことを言いそう。
手に負えない親だ、と子どもに呆れられてしまうかもしれませんが。