「聞こえてくるでしょ、鈴の音がすぐそこに・・・」
歌詞です、さあ! 何の歌でしょう?
『サンタが街にやってくる』です!
この歌、たぶん元は英語の歌です。
日本語に翻訳したのでしょうが、歌詞が全然違っています。
この歌の英語をそのまま訳すと、こんな内容になってます。
「泣いてない方がいいよ! ふくれっ面してない方がいいよ!
だれがいたずらっ子で、だれがよい子か、サンタさんにはすぐわかるんだよ。
だから、よい子にしていてね。」
日本語と比べると英語の歌詞はメッセージがはっきりしています。
大人からしたら、かわいらしい歌詞なんですが、子どもはどんなふうに思うのでしょう。
これは、親がサンタさんを利用して子どもをしつけようとしている、としか思えない。
完全に親目線の歌ですよね。
英語でこの歌をうたっている子どもたちは本当に楽しいのでしょうか?
せっかく、クリスマスの歌なんだから、こんな内容だったらいいのに!
「サンタさんはどんな子どものところにも来るよ!
どうしてかわかる? サンタさんはすべての子どもが大好きだからだよ。」
こんなメッセージを子どもに伝えたいです。
サンタさんがくれる愛は、無償の愛でしょ?
条件付きの愛なんかじゃないはず、だからです。