モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

子どもの存在があるからこそ

ある人のメルマガを読みました。そこにはこんなことが書かれていました。

 

「大人は『子どもの目』にさらされなければなりません。子どもという存在があるから、この社会はまだ立て直しの希望がもてる」

 

どうしてだと思いますか? 子どもはちゃんと見てるからです。そして忖度しないからです。

 

子どもの存在を尊重しない社会には希望がありません。

 

子どもは未来の働き手だからではありません。今、子どもが存在することが大事なのです。

 

子どもが見てるからちゃんとしなくてはならないと、背筋が伸びるのです。

 

前回ご紹介した『ゆっくりおやすみ、樹の下で』には、それがあるんです。

 

この本は著者が初めて書いた児童文学です。

 

だからと言って子ども向けというわけではありません。

 

語り手の「わたし」がこんなことを言っています――

 

「もし、この話を聞いているおとながいるとしたら、大人のみなさん、ぜひ、わかってください。子どもというものは、ときには、大人にもないような深い知恵を持っていたり、おとなとはちがった種類の勇気を持つこともできます。だから、ほんとうにお願いします。子どもを可愛がるだけではなく、同じ人間として、大切に扱い、そして尊重してください。」

 

また、別の箇所にはこんなことが書いてあります。

 

「そうです、一緒にいるだけで、子どもに『自分はいい子なんだ』と思わせてくれるおとなが、いちばんなんじゃないでしょうか。」

 

こんな大人に、ワタシもなりたいと思います。

 

 

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