川島葉月さんのブログ記事が話題になっているそうです。「マイナビ子育て」で取り上げられていました。
「たまには一人でゆっくりしてきた方がいいよ!いってらっしゃーい」と、マンションを出るとき掃除のおじさんに声をかけられたことが嬉しかったと。
これがどうして嬉しかったかというと、普段一人で出かけると、「(子どもは)旦那さんが見てるの?優しいねー」って声をかけられるからだという。
おまけに、「旦那さんすごいね」とも言われるそう。これに違和感があったと。
これが世の男の人には、わからないみたいなのです。
これを読んで、『82年生まれ、キム・ジヨン』の一節を思い出しました。
「出産後も仕事を続けられるかという不安や、子どもが産まれる前から預け先を考えることへの罪悪感について、夫に一生懸命説明した」ときのこと、
ときどきうなづきながら、冷静に話を聞いてくれていた夫が放った言葉がこれです。
「でもさ、ジヨン、失うもののことばかり考えないで、得るものについて考えてごらんよ。親になることがどんなに意味のある、感動的なことかをさ。それに、ほんとに預け先がなくて、最悪、君が会社を辞めることになったとしても心配しないで。ぼくが責任を持つから。君にお金を稼いでこいなんて言わないから」
これを言われたジヨンはどんなリアクションをするか想像できますか。
女性の方には、共感できる方が多いと思います(たぶん)。
ただ、男性の方は心配です。ここがこれからのパートナー関係の大事なターニングポイントになるような気がします。
(長くなりますので、この続きは次回に。ちなみに、ジヨンのリアクションとそれに対する夫の反応は129ページに書いてあります。)