若者って言えば、好奇心の塊だと思っていました。
「知ってる」「わかってる」「そんなもんでしょ」なんて言うようになったら、オジサン・オバサンでしょ。
だけど、最近の若者を見ているとオジサン・オバサンと変わらないくらい好奇心がないように見えます。
ワタシが高校生くらいのときは、自分にはわからないことばっかりで「なんでも知りたい」と思っていたような記憶があるのですが。
昨今の高校生は好奇心も乏しければ感動することも少ないんじゃないかと感じます。(あくまで、ワタシの見ている範囲でのことですが)
子どもって好奇心旺盛です。「なんで?」「どうして?」「おしえて?」の連続です。
このエネルギーをどこで無くしてきてしまったんだろうと、ときどき考えます。
幼児教育熱も影響しているのでしょうか、好奇心も萎えるくらいに「これでもか」って口元に持ってこられて食傷気味?
それとも、「なんで?」「どうして?」と尋ねても周りの大人がまともに答えてくれないので「訊いても無駄」という心境になってしまったか?
こんな状況を憂います。
子どもが疑問をもってそれを素直に口に出せる環境を保障しなければ。そして、そんな子どもの疑問に大人が丁寧に対応してやらなければと思います。
学校の授業もどうなっているのか気になります。
子どもたちが「不思議だなぁ」「どうしてなんだろう?」と思う前に、「試験に出るから覚えなさい」とかやってないですかね。