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とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

あいさつ運動ってどんなエクササイズですか?

学校には、「どうなってるの?」と思うことがたくさんあります。

 

その一つに、「あいさつ運動」っていうのがあります。

 

運動って何なのでしょうか?

 

たぶん、「何かの目的を達成するための活動」という意味で使っているのでしょう。

 

選挙運動とか市民運動のように。

 

しかし、百歩譲っても「あいさつ運動」は何の目的でやっているのか疑問が残ります。

 

あいさつを普及させたいのでしょうか。

 

あいさつってそういうものなのですか。

 

学校時代のあいさつシーンを思い出してみましょう。

 

先生が教室に入ってくると生徒は慌てて席につきます。

 

先生が教卓にスタンバイすると、日直が「起立」と号令をかけます。

 

そして「礼」という合図とともに「おはようございます」となるわけです。

 

しかし、ちょっと考えてみてください。これって不自然じゃないですか。

 

なぜ、先生は生徒の顔を見たときに個別に「おはよう」と声をかけないのですか?

 

生徒の方も、先生を見かけた段階で「おはようございます」と言えばOKです。

 

朝、顔を見たら「おはよう」とお互いに言葉を交わすのがあいさつなのではないですか。

 

「起立」「礼」「おはようございます」「着席」などと不自然なことを平気でやっているのですから、感性が疑われます。

 

こんなことだから「あいさつ運動」とか「あいさつ通り」などの発想が浮かぶのでしょうね。

 

皮肉が過ぎますか? ごめんなさい。