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とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

学校のどこが問題かを考える

自動車学校になぜ行くのか?

 

こんなふうに自動車学校に行く目的をわざわざ訊く人はいませんよね。

 

答えが決まっているからです。自動車運転免許を取るためです。

 

じゃぁ、学校はなぜ行くのでしょうか?

 

こんなことを訊く人も考える人も、今よりずっと前はいなかったと思います。理由なんか必要なかったからです。

 

でも現代は「なぜ学校に行かなきゃならないか?」と考える場面が多くなりました。

 

それほど、学校というところが楽しくないところ、行きたくないところに成り下がってしまったからでしょう。

 

本来、こんなこと考える余地がないくらい楽しいところだったはず。

 

(もしかしたら、逆に考える余地も与えられないくらい強制的な場所だったか?)

 

学校に行く目的を高校生あたりに尋ねると返ってくる答えは、「高卒の資格がほしいから」。

 

これじゃ、自動車教習所と同じじゃないですか!?

 

学校っていうところは何か特定の目標があって行くところじゃない!とワタシは思います。

 

「学校を卒業する時には、入学した時の自分には想像もできなかった自分になっていた」と思わせてくれる場所が学校なのだと。

 

自動車学校で「自分が変わった」「思ってもいなかった自分を発見した」ということはほとんどありません。

 

しかし、こんなことが起こるのが学校なのです。

 

だから、卒業が感動的なんだと思います。卒業した後も仲間に会いたくなるのもそのためです。

 

自動車学校の卒業アルバムなんて聞いたことないし、同窓会がないのも当たり前です。

 

学校は、「決まった作法を身につけて、教えられた知識を頭に入れて、試験に合格したら卒業です」とはならないはずです。

 

「入学前には思ってもいなかった自分になった」と思わせる経験ができなきゃ学校じゃないのです。

 

今の学校にはワクワクがないんです。