自分が本好きだからだろう、自分に近しい若者には本好きになってほしいなと思います。
本は楽しみとしても情報を得るうえでも手っ取り早い手段だと思うからです。
そして、本は自分にとっての師にもなれば友人にもなります。
しかし、どうやってその魅力を伝えたらよいのかいつも頭を悩ませます。
向こうに関心があって自ら聴いてくれるならよいのですが、その気のない相手を「本好き」にさせるのは至難の業です。
親心としてはごく自然なことなのですが、余計なお世話だと疎まれて終わるのが関の山。
そんなことをあれこれと考えながら、図書館と本屋さんに足を運んでみました。
最近はネットで本を注文できるので手軽です。しかもご丁寧に関連本までおススメしてくれるので便利ですよね。
ワタシもネットで本を購入することが多くなりました。
しかし、実際に図書館や本屋に行くことには大きなメリットがあります。
図書館では、かつて読んだ本があっちにもこっちも。まるで「ここにいるよ」とささやくように。
こちらも「ここにいたのか、久しぶり!」と心の中で声をかけます。
久しぶりに手にとってみた本が何冊もありました。
こういう本たちのおかげで今の自分があるんだなぁと、改めで気づかされた思いです。
「本を読め」と人には言えないが、本好きの人とは話がしてみたくなります。