『性犯罪被害にあうということ』は本のタイトルです。小林美佳さんが書きました。
ずっと以前に読んだ本だったのですが、『マチズモを削り取れ』を読んでいて思い出したのです。
この本も読む人が男か女かどうかで、読んだ印象が違うでしょうね。
ワタシはこの本を読んだときに「若い(中学生とか高校生)男性に読んでほしい」と思いました。
他人の立場に立って感じたり考えたりすることはとても難しいことです。
もともと感じ方は人それぞれです。その上経験することも固有だから同じ経験をして成長する人なんていないわけです。
そうなると社会の見え方も男の人と女の人とでは全くと言っていいくらい違うのだから、考え方も感じ方も違ってしまうはずです。
理解するには相手の言うことに耳を傾けるしかない。
自分の思い込みを離れて、しばし耳を傾けその人になりきってみるしかないのだと思います。
ワタシは「性犯罪被害にあること」を追体験しました。
読んでほしい。そして理解してほしい。