ヘンな日本語英語に慣れてしまうのが心配です。
直前の記事で「バラエティー」って使ってしまいましたが、これってホントは「ヴァラエティー」って書いた方が英語に近いですよね、varietyなのですから。
でも、「バラエティー番組」などというようにフツーに使いますよね。だから子どもたちも小さい頃からこの発音になじんでしまうのです。
中学生になってから「バラエティー」じゃなくて「ヴァラエティー」、なんて言ってもなんか嘘くさいですよね。
ボランティアなんかも同じですね。Volunteerですからホントは「ヴォランティア」が英語に近いでしょ?
発音だけでなく意味も微妙に違います。英語の辞書によるとこんな定義です。
1 someone who does something without being paid, or who is willing to offer to help someone (無償で何かをする人、または、すすんで手助けを申し出る人)
2 someone who offers to join the army, navy, ore air force (陸軍、海軍、空軍に入隊を申し出る人)
ボランティア=奉仕だと思っていた人が多いのではないですか。間違いじゃないけど微妙な違いがありますよね。
それだけじゃなくて、ヘンなところで切っちゃうのも気になるところです。
たとえば「コンビニ」
これなど誰も変だと思ってないかもしれません。アメリカ人に言わせればconvenience store ですから。
「コンビニ」なんてアメリカ人が聞けば、「どこで切ってるんじゃぁぁ!」と言うかどうか?
真面目な話、英語には音節がありますからね。これなど音節を無視してとんでもないところで切ってるわけです。
日本人のこのセンス、天才的ですよね。