モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

先生は児童・生徒の言うことに耳を傾けて!

教員免許更新制が廃止になるとニュースで流れました。

 

教員免許更新制なるものは教員のことを知らない政治家や官僚が考えたアイディアではないかと思ってしまいます。

 

世の中は変わるし教育も時代ともに変化するものだから、常にアップデートしなくてはならない。この意見に異存はありません。

 

だからといって、先生に10年に一度講習を受けさせて免許更新をすればいいかといったら、あまりにもお粗末だと思います。

 

ちゃんとした先生は日々現場で苦悩しながら精進していると思います。そうでない人もいますが、そんな先生は講習を受けてもダメです。

 

教員免許更新制はちゃんとしている先生には時間的金銭的負担を増やすだけで効果薄どころか、信頼されていないという虚無感も味わわせてしまいます。

 

先生にはとことん児童・生徒の側に立って物事を考えてほしい。こどもにとってどんな環境を用意するのがベストなのか常に考えてほしいです。

 

現場にいて、児童・生徒の言うことに耳を傾けることから始めてほしい。そして伝えなくてはならないことは何なのか、しっかり考えてほしいです。

 

ルソーは言っています。教育において子どもたちに伝えるべきルールはただ一つだと。それは、「すべての人を同じ人間として尊重せよ」ということ。

 

そして、「そのような社会こそが良い社会であることを教えよ」と。

 

学校は「自分たちのコミュニティを自分たちでつくる」経験をさせてあげるところなのですね。先生も児童・生徒といっしょに汗をかかねば。

 

(ルソーについては、『別冊NHK 100分 de名著、苫野一徳特別授業』を参考にしました)