モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

大人になるのは、簡単じゃない!

「人はどうやって大人になっていくのだろう」 なんて考えることは、あまりありませんよね。でも、つくづく思うんです。人間が大人になるのは難しいなぁって。

 

普段はこんなことは考えないと思います。みんな、意識しないで大人になっちゃったので、改めて考える大人はいないと思います。

 

でもね、若者と接していると考えちゃうんです。「人間が大人になるってことは難しいんだなぁ」って。

 

人間がオトナになるのは、動物がオトナになるのと比べると格段に難しいです。動物は生殖機能が十分に発達すれば、一人前のオトナと言えるでしょう。

 

しかし、人間はそういうわけにはいきませんよね。人間社会は複雑ですからね。それだけオトナになるってこともタイヘンなんです。

 

だから、人間がオトナになるためには見本が必要だと思います。ロールモデルのようなものでしょうか。「こんな大人になりたい」って思える存在ですね。

 

でも、これが難しいんです。若者はモデルにすべき存在に出会えないからです。そもそも大人との接触が少なすぎます。

 

10代の若者に、「大人と言われて思い浮かぶ人は誰ですか?」って質問をしたことがあります。どんな人が挙がってくるか想像してみてください。

 

(・・・シンキングタイム・・・)

 

答えは、「親!、先生!」 この2つはほぼ即答です。この後はかなり間があります。「うむ~」と考えて考えて出てきたのが、「・・・バイト先の店長!」でした。

 

これ、どこで質問してもほぼ同じです。ビックリなのは若者と関わるオトナが少なすぎるってことです。これじゃぁ、「なりたい大人像」を描くのも困難ですよね。