モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

ドイツ人は夏休みを3週間とるって!

ドイツ人は3週間の夏休みをとるのが一般的、と以前新聞で読みました。 ドイツに転勤になった新聞記者の実体験記事でした。 最初の一週間は仕事を忘れるため、 次の一週間は夏休みをエンジョイする、 そして、最後の一週間は仕事に戻るためのリハビリ期間、…

火おこしって何?

今の子どもたちは「火起こし」って知っているのでしょうか? 「火を起こす」という言葉すら聞いたことがないかもしれません。 家庭でもIH調理器具が普及して、火を見る機会が少なくなりました。 考えてみると、これは怖ろしいことです。 火を制御できるこ…

『堤未果のショック・ドクトリン』を読みました。

読んで楽しい気分になるものではありません。 この本が悪いという意味ではありません。 書いてある内容に気が重くなり、滅入ってしまったのです。 その内容というのが、恐ろしい現実です。 政府などの権力者と財界のお金持ちたちのやりたい放題。 しかも、国…

本がボクをしあわせにしてくれる

「昔話の世界とは私たちの住む現実と並ぶようにして存在しているのですが、時どき、ふたつの世界を隔てる壁がひどく薄く、脆くなることがあり、そうなると両方の世界が混ざり合いはじめてしまう場合があるのです。」(25ページ) 「本を好む人はいいなァ」と…

勉強に競争を持ち込まないで!

子どもに勉強させるために、競争心を煽る大人がいます。 競争こそが人を鍛えると思っている人は多いみたいです。 そう思って、周りを見渡してみると競争ばかりのような気がします。 学校でも会社でもスポーツでも・・・ 競争をすべて否定するつもりはありま…

勉強はおもしろい?

「勉強はおもしろいですか?」って訊かれたらどう答えますか? 「おもしろい」って答えられたら幸せ者ですね。 「おもしろくない」って答える人の方が多いような気がします。 これがゲームだったら、「おもしろい」でも「おもしろくない」でもどちらでもいい…

どうして?テストの満点は100なのですか?

「100点なんて目指さなくてもいい」 ご自身の小2の娘さんにかつて言ったそうです。 慶応義塾大学の川原繁人教授です。 その記事を読んで共感しました。 ワタシも常日頃から思っていたことがあったからです。 それが、「テストの満点はどうして100なのか?」…

「勉強ができない」本当の理由

「勉強ができる子になってほしい」と、多くの親御さんが思っていることでしょう。 「勉強ができるようになりたい」と今思っている若者も多いでしょう。 ある本を読んでいたら、こんなフレーズに出くわしました。 「勉強ができない」と思っていたのは、もっと…

女性の価値は若さや美しさや従順さだけではない

「女性の価値は若さや美しさや従順さだけではない」 わかっているはずなんですけどね。 これは、この本の解説を書いた宇垣美里さんの言葉です。 そして、この本とは『これでもいいのだ 』 書いたのはジェーン・スーさんです。 わかっているはずなのに、これ…

トラックの最高速度が引き上げられる?にモヤモヤ

現在の高速道路ではトラックは時速80キロまでという制限があります。 この上限を引き上げてもいいんじゃない?って政府が言い出したわけです。 その理由っていうのが、「2024年問題」です。 トラック運転手が不足して物流が滞ってしまうって懸念です。…

『はるか、ブレーメン』(重松清=著)を読みました。

死ぬ間際に見るという走馬灯、 言葉では知っていましたが、リアルに考えたことなんてありませんでした。 この物語には、走馬灯を描く旅をアテンドする会社〈ブレーメン・ツアーズ〉が出てきます。 なんとも怪しい会社ですが、不自然に感じることもなく引き込…

宮崎監督が『失われたものたちの本』を読んだのは確実だヮ

鈴木さんが著した本『スタジオジブリ物語 』の中に意味深な箇所があるらしいですよ。 宮崎監督が「読んでみてください」って鈴木プロデューサーに渡した本、 それが『失われたものたちの本 (創元推理文庫)』だってもっぱらの噂です。 ちょっと読んでみて確信し…

評価の分かれる映画に思うこと

ある映画の評価が分かれているみたいですね。 5段階評価で☆1つと☆5つが30パーセントずつで、 残りの☆2つ☆3つ☆4つがそれぞれ10パーセントずつだそうです。 これほどきれいに分かれているのもおもしろいです。 そして、こんなことを考えちゃいました…

映画『君たちはどう生きるか』を観てきましたよ。

映画『君たちはどう生きるか』を観てきました。 よかったか?って聞かれたら、 う~ん、悪くなかった。 「よかった」とは、今、言い切れない。 だって、よくわかんなかったんだもん。 でも、またみたい、みたい、観たい。 「よかった」とは言い切れなくって…

そういう性格なんだから・・・

他人との関係作りに悩む人が多いですが、 基本をしっかりつくれば、それほど難しくありません。 『”私”が生きやすくなるための同意』で学びました。 その基本は、自分の領域と他人の領域をはっきりさせること。 そして、その間にしっかりと線を引くことです…

「じぶんのことはじぶんできめる」

自分のことは自分で決める。 あたりまえのことなんですけどね・・・ これについては、多くの人が異論はないと思うのですが、 わかっているはずの人でも、個々の問題になると意外や意外、 他人の問題にズカズカと入って行ってしまったり、 自分の問題に首を突…

勉強の中に人生があるような人がいい

「勉強の中に人生があるような人がいい」 人生の中で先生との出会いは影響が大きいと思います。 学校を卒業して人生をそれなりに歩いてきて、 自分の学生時代の先生を思い出せたら、それは幸せだと思います。 一人も思い出せなかったら、それは間違いなくア…

「食って寝れば生きていけます!」に納得半分モヤモヤ半分

ネットでこんな記事を目にしました。 中学校の先生が小テスト前に、生徒の付焼刃的な直前暗記を吹っ飛ばす小話を炸裂。 漫画家のふえふきさんのそんな内容の投稿漫画にたくさんの反響があったそうです。 この漫画はふえふきさんの実際の体験がもとになってい…

この本読めばすこしは息がしやすくなるかも

ジェーン・スーさんの『おつかれ、今日の私。』を読みました。 この人は、モヤモヤって心の中で思っていたことを言葉にしてくれる人だわ。 そして、やさしいのですわ。 「おわりに」で、ジェーン・スーご本人もこんなふうに書いています。 「とにかく、やさ…

モンスターを倒した。これで一安心だ。

「モンスターを倒した。これで一安心だ」 母を刺殺した娘はツイッターにこう投稿した。 このとき娘は31歳、医学部合格を目指して9年間の浪人生活を経験していた。 『母という呪縛 娘という牢獄』というノンフィクションを読みました。 読み物としては、すご…

『その本は』・・・立派そうに見えました。

その本は・・・立派そうに見えました。 そうです、立派な本に見えました。 新刊なのに、もう何十年も書棚に置かれていたように歴史を感じます。 多くの人が手にとって読んだことがその風格から見て取れます。 お笑い芸人で芥川賞作家と大人気の絵本作家の共…

『モノガタリは終わらない』という本を読んで妄想が止まらない

『モノガタリは終わらない』を読みました。 ひとつの共通のお題から紡ぎ出される物語が魅力たっぷりです。 初出は「モノガタリby mercari」で、メルカリ公式twitterで配信されたものです。 名立たるベストセラー作家21人が「捨てない」というお題で独自の世…

裁判の傍聴はおもしろい

もう、かなり前のことになりますが、裁判傍聴にハマった経験があります。 阿曽山大噴火さんがきっかけです。この方、裁判傍聴芸人として有名ですね。 この人の著作を読んで、がぜん裁判傍聴に興味を持ち裁判所に足を運びました。 予約も要らず、タダで見せて…

しあわせになれる石、100万円です

「しあわせになれる石、100万円です」 これで買う人が現れたら商談成立ってことになります。 「ちょっと待って!よく考えて!それだけの価値があると思う?」 あなたが買う気満々でいるところに、第三者がこんなふうに言ってきたらどうしますか? 「だまされ…

自分の殻を破れない!

自分の殻を破るのって難しいってつくづく思います。 年齢を重ねていけばなおさら難しくなるのを実感します。 失敗するのが怖くて挑戦ができなくなるのかなァ? 失敗した時のことを考えると、その重みに耐えられないのかなァ? それとも、成長することをあき…

みんな、どうやって生きているのだろう

601ページ、一気に読み切りました。 小説「黄色い家」です。 この小説を読んで、あれこれ考えちゃいました。 今、自分がこうして生きているのは、自分ががんばったからか? もしかして、単に運がよかったというだけかもしれない? 金持ちの家に生まれるか貧乏…

はじめては一度きり

若い人にオススメの映画ってなんかありますか? こんなふうに訊かれることがあるものですから、いつも考えています。 いまのところの、オススメの2作を選んでみました。 偶然ですが、2つともインド映画でした。 「マダム・イン・ニューヨーク」と「きっと、…

手本にはならないけど見本にしてくれ!

「手本にはならないけど、見本にはなるかもしれない」 ある集まりで、こんなことを口走ったのです。 そうしたら後になって、それを聞いていた身近な人から「わかりにくい」と言われました。 そうなの? 手本は、見て習うもので模範にするようなものと考えて…

「磯野家の相続」を読んで遺言書を書くぞ!

「どんなに幸せな家族でも、遺産相続の問題では必ずもめる」 この本『磯野家の相続』の冒頭に書いてありました。 これを見たら、「ウチはだいじょうぶ」と自信を持って言える人はいないでしょう。 しあわせそうにみえる、あの磯野家にだって揉める要素が潜ん…

「忘れる読書」がタイトルだったから

この本を手にとったのはタイトルが『忘れる読書 』だったからです。 ワタシも本を読むことが好きですから、ジャンルを問わずいろいろ読みます。 そして、その内容を逐一覚えているかというと、決してそんなことはありません。 内容どころか、読んだのか読ん…