モヤモヤを抱えて今日も生きる。

とかくこの世は生きにくい。日々モヤモヤを抱えて生きています。モヤモヤジャンルは本・子育て・教育・映画・ニュース・社会などです。あなたに響けば幸いです。

「あたしたちの声を聞けよ」ってリスペクトだよ、リ・ス・ペ・ク・ト

リスペクト、尊厳 この言葉っていいなぁって思います。 それにしても、女の人たちいいなぁ。 シスターフットだよ、シスターフット! こんな話が日本でも聞こえてくるといいんだけど。 イギリス、ロンドンのお話しです。 ブレイディみかこさんの小説「リスペ…

ハチドリのひとしずくに学ばねば

ハチドリってご存じでしょうか。 ハミングバードとも言うそうです。 世界最小の鳥ということらしい。 南米エクアドルの先住民族の言い伝えが、本になって出版されています。 森が火事になったとき、他の生きものたちは逃げるのに、 ハチドリは水を運んで火の…

トイレを磨けば心も磨ける?

トイレ掃除を教わる研修会というものがあるらしい。 教員や教員を目指す学生がトイレ掃除を教わるようです。 こんな記事をネットで読みました。 研修を受けた先生は学校で児童・生徒に実践させるのでしょう。 「トイレを磨けば心も磨ける」ということらしい…

愛は、愛する能力の問題です

こう言うのは、哲学者の岸見一郎さんです。 『泣きたい日の人生相談 』の中で、そう語っています。 社会心理学者のエーリッヒ・フロムが考えていたことだと。 「この能力は特定の誰かだけを対象とするものではなく、他の人を排除するわけでもありません」とも…

秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる

古今和歌集に収録されている歌ですね。 昨晩は風が強く、深夜に目がさめてしまいました。 ヒュ~ヒュ~、ガタゴトガタゴト 夜明けにはまだ早い、 昼間の仕事のことを考えると、寝なければ・・・ しかし、眠りにつけないワタシの頭の中で、 この歌がグルグル…

子育ての基本は「ほめない」「しからない」

「ほめない」「叱らない」が子育ての基本だな。 岸見一郎さんの『泣きたい日の人生相談 』を読んで改めて思いました。 ほめたり叱ったりしてはいけない理由は、 子どもが自分に価値があると思えなくなるからです。 ほめるかほめないかは、親の基準で決まるわ…

お詫びするけど謝罪しない?

今、話題になってる団体が記者会見を開きました。 そこでの発言が「お詫びするけど謝罪ではない」との内容。 「???」 これには、違和感が・・・ 詭弁というかごまかしというか。 裁判が控えているので、言葉には気をつけているのでしょうが。 それにして…

「ちょっと待って、おかしいよ」と言えるかなぁ?

「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」 2015年8月に発表された安倍晋三首相(当時)の戦後70年の談話です。 そうですよね、戦争当時にはまだ生まれてなかったんで…

あれが青春だったんだね

『シタマチ・レイクサイド・ロード 』を読みました。 何も起こらない、と言ってしまえばそれまで。 青春なんてそんなものですよね。 ドラマなんてなくても、それでもワクワクする。 それが若いってことだと思う。 自分の心と身体の変化について行くのが精一…

『ハンチバック』

芥川賞を受賞した話題作だから読んでみた。 市川沙央著『ハンチバック』 「わかるわぁ」と言ったら、 「健常者のおまえになにがわかるのか!」って言われそう。 「まったくわからない」と言ったら、 「ボーッと生きてるからだよっ! いいよな、その身分でい…

コレも読みたい、アレも読みたい、全部読みたいっ!

『いつか君に出会ってほしい本』を読みました。 共同通信社文芸記者による連載記事をまとめたものです。 11年に渡る、500回を超える人気連載だそうです。 その中から、何度でも読み返したい158冊が本書に掲載されています。 「中学生用の読書案内」というコ…

無謀な英語教育でこどもが壊れてしまう

英語嫌いが増えている。 小学校に教科として英語が導入されてから英語嫌いが増えているそうです。 「英語の学習が好きではない」と回答した小学6年生の割合が、 23.7%(13年度)⇒ 31.5%(21年度)、文部省の調査結果です。 そら、みたことか! 英語教育を…

子どもが不登校になったら何が困るって・・・

学校に行かない子どもたちが増えています。 自分のこどもが「学校に行きたくない」と言い出したら平気でいられる親は少ないでしょう。 でもね、こんな時にどうするか?その答えを頭の隅っこに常に置いておきたいですね。 こどもが学校に行きたくないと言い出…

「本を読め」と言えない?

もう「本を読め」とも言えない。 こんな記事をネットで見かけました。 「前後の関係も何も気にせずに、その切り取られた15秒だけを楽しんでいる人間に、文章を読んでその奥にあるものを想像することは難しいというか、そんなことしようと思ったことがない・…

「涙を食べて生きた日々」

「涙を食べて生きた日々 摂食障害――体重28.4kgからの生還」を読みました。 本書は、拒食症と過食症という摂食障害を経験した当人によるエッセイです。 ノンフィクションとして、読み物としても十分に惹き付けられる作品です。 どうして、この本を手にとった…

こんな世の中、間違ってるぜっ!

「生きていることが苦しいか?この世を憎んでいるか?この世の変化を望みながら、その兆しすら見えない現状に失望しているか?布団の上で動けないまま、特に見たくもないSNSだの天井だの毛布の裏側だのをえんえんと眺め、自分でも正体のわからない不安をやり…

血液型性格診断、こどもにはダメ?

「血液型、何型?」 この話題って便利ですよね。 特に、あまり親しくない段階での飲み会の話題なんかには持って来いです。 何が始まるか?って。 血液型による性格診断ですよ。 「O型は大雑把、A型は几帳面で、B型は自分勝手で、AB型は変わり者・・・」 日本…

あの時に戻ってやり直したい

「人生には後悔してもやり直せないことがたくさんある。そのほとんどは感情のもつれである。特に親子や兄弟姉妹、身近な相手とのこじれほど解決に時間のかかるものはない。どれだけ過去の発言や行動を後悔しても、相手に与えた心の傷は、相手の心に変化がな…

坂本龍一の本『音楽は自由にする』

特段ファンというわけでもないが、気になっていた人 それが坂本龍一さんです。 この本、『音楽は自由にする(新潮文庫)』が目に留まり迷わず手に取りました。 本書は、坂本龍一さんの一人語りの自伝という感じです。 雑誌のロングインタビューを一冊にまと…

こどもが大人に聞きたいこと。

日本の子どもの幸福度は38ヵ国中20位です。 これは、ユニセフ(国連児童基金)が2020年に発表した先進国の子ども幸福度ランキングです。 その中の身体的健康では38か国中で1位なのですが、注目すべきは精神的幸福度です。 なんと、38ヵ国中で37位です。 この…

こんな社会からは逃げるが勝ち!

日本社会の息苦しさが凝縮された世界、 それが学校という所らしい。 これは斎藤環氏が、佐藤優氏との対談本『なぜ人に会うのはつらいのか』で語っていたことです。 学校が逃げたくても逃げられない場所になっているとは、なんとも不幸なことです。 「基本的…

そうか、こうやって考えるのか

世界一短い手紙といえば、ヴィクトル・ユゴーのそれが有名ですよね。 本の売れ行きを出版社に尋ねる彼の手紙「?」に対して、担当者の「!」という返事。 見事という他ないですね。 この本『こうやって、考える。』にも、短い手紙が紹介されています。 その…

わたしがブログを書く理由

なぜブログを書くのか? それは、お金ですね。広告収入なり物品販売なりで、なにがしかのお金が入ればラッキーとか、記事が売れたりして・・・なんてことを考えたことがなかったわけではありません。 ただ、未だに思うような成果が挙げられていないのにブロ…

なぜ学ぶのか?

なぜ学ぶのか? それは、学ぶことで自由になれるから。 どのように学ぶのか? 人と出会い、本を読み、旅をする。 『なぜ学ぶのか(小学館YouthBooks)』に書いてありました。 ワタシもそう思っていたのでうれしくなりました。 この本を著したのは出口治明さ…

触れてはいけない?ジャニーズ問題

9月7日にジャニーズ事務所が故ジャニー喜多川氏による性加害を認める記者会見をしました。 これをきっかけに、この問題は大きく動きだし、ジャニーズ事務所所属のタレントの広告起用見直しの動きも喧しくなってきました。 ジャニーズ事務所の記者会見の内…

なんだかんだ言っても、人は外見!?

社会と自分との接点はカラダなんだ、とつくづく思った。 頭で考えて理解しているようだが、もっと身体に注力する必要がありそうだ。 他人は自分が思うよりも、外見によってワタシという人間を判断しているのかもしれない。 そんなふうに考えたのは、この本を…

親にできることはクウ・ネル・ダス

クウ・ネル・ダス・・・??? 何のことだかわかりますか? 「ごはんを食べられてるかな」 「ちゃんと寝てるかな」 「ちゃんとウンチ出てるかな」 親にできることって、これくらいなんだそうです。 こうやって語るのは『7歳までのお守りBOOK』の著者・西野博…

ヤバいっ!任侠にハマりそうだっ!

『任侠シネマ 』を読みました。 本作は人気の任侠シリーズの第5弾だそうです。 任侠と言えば「その筋」ですか? もともとは、悪い意味ではなくて、 反権力で、暴政に対して庶民を守るって意味もあったようですね。 それを地で行くようなのが、この本のお話…

「目からウロコ」も「豚に真珠」も・・・

「目からウロコ」も「豚に真珠」も聖書からの言葉だったのですね。 他にも、「求めよ、さらば与えられん」や「人の生くるはパンのみによるにあらず」も、 聖書由来の言葉だったってご存知でしたか。 「迷えるこひつじ」なんてフレーズも聖書からですよね。 …

ドイツ人は夏休みを3週間とるって!

ドイツ人は3週間の夏休みをとるのが一般的、と以前新聞で読みました。 ドイツに転勤になった新聞記者の実体験記事でした。 最初の一週間は仕事を忘れるため、 次の一週間は夏休みをエンジョイする、 そして、最後の一週間は仕事に戻るためのリハビリ期間、…