2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧
国立青少年教育振興機構というところが、「子供の頃の体験がはぐくむ力とその成果に関する調査研究」報告書というものを発表しています。 子どもの頃の体験がその後の人生に影響する、ということがデータで示されています。 「子どもの頃の体験が豊富な大人…
私たちの国の中学生は総じて、子どもっぽいと思います。 日本だけで見ているとわからないのですが、他の国の同年齢の若者を見るとそう感じます。 それは、大人が彼ら彼女らを子ども扱いしすぎているからじゃないかと思うのです。 『オードリー・タン 自由へ…
人の話を受けて、「いや」「しかし」で話を始める癖がありませんか? 女性より男性の方が多いみたいですよ。 上野千鶴子さんの朝日新聞「悩みのるつぼ」(2022.2.26)にまたまた登場です。 相談者は60代の女性で、悩みは、夫との会話にストレスを感じるっ…
オリンピックがありました。 たくさんの人が選手の活躍に感動していたでしょ。 ワタシ、ちょっと複雑な気持ちなんですわ。 スポーツを見ると、落ち込むんです。 たぶん、一生懸命がんばっている人をテレビの前に座って見ている自分が情けない。 「おまえ、そ…
乳幼児虐待や新生児の遺棄事件が世間をにぎやかすことがあります。 そして事件に関わっているのは、女性であることが圧倒的に多いように思います。 当たり前のことですが、子どもは女の人だけでは誕生しません。 女と男がいて、この世に生を受けるわけです。…
「弱さ」って言葉が、スポーツの世界で肯定的に使われているのを聞くとは思っていませんでした。 「弱い者同士でつながろう!」って記事をこのブログでも書いたものですから、とっても嬉しくなりました。 「弱さでつながっているチーム」とは、北京オリンピ…
世界中で注目されているオードリー・タンさんですから、多くの人がご存じでしょう。 コロナ禍で注目された台湾のデジタル担当政務委員(大臣)です。 新聞でも特集されたりしているので、記事はいくつか読んだことがありました。 この本『オードリー・タン …
韓国のドラマや映画を観たり、小説を読んだりして思うのは、日本にいる自分のことです。 お隣の国なのに、歴史が違うから人びとの生き様も自然と違ってきますね。 日本は1960年代に安保闘争や学園紛争がありました。 韓国は1980年代に「ソウルの春」や「光州…
土曜日の朝日新聞、「多事奏論」のコーナーを楽しみに読んでいます。 天草支局長の近藤康太郎氏がどんなことを書いているのか毎週楽しみです。 そして、今回(2022. 2.19)の記事にはグッと来てしまいました。 大学入学共通テストで問題を外部に流出させた1…
北京オリンピックが絶賛開催中です。 そんな中で気になったのが、「美人」「綺麗」「可愛い」というような、容姿を賛辞する表現です。 開会式では、「ウクライナの旗手、美人」なんていうのもありました。 一部では、こういう表現の仕方に批判もあるようなの…
ヤングケアラーを取り上げた文春オンラインの記事をネットで読みました。 新聞取材班による『ヤングケアラー 介護する子どもたち』という書籍の一部抜粋です。 調査によると、ヤングケアラーの生徒の割合が、定時制高校で8.5パーセント、通信制高校で11パー…
「駅ピアノ」や「世界街歩き」というテレビ番組を好んで観ます。 他の国の普通の人の暮らしが垣間見えるのがおもしろくて、惹かれるんですね。 そこに出てくる、普通の人が語ること、これがまた哲学的だったりして。 ただ街のカフェでコーヒーを飲んでる人だ…
今よりもずっと若い頃、ある人に向かってワタシが放った言葉です。 考えてみれば、ひどいことを言ったな、と今では思います。 なんで、こんなことを言ったのでしょうか、その時のことはよく覚えていません。 たぶん、その人の、自信たっぷりの態度がうらやま…
中高生に、英語の勉強のお手伝いをしていた時に思ったのですが、 いわゆる、勉強ができないと思われている子は要領が悪いですね。 勉強はひたすら暗記することだと勘違いしている感があります。 とてもじゃない量の英単語をひたすら覚えさせられて、気の毒に…
ネットに、‶自己肯定感が「低い日本人」「高いドイツ人」の違い〟と題する「東洋経済ONLINE」の、記事が載っていました。 その中で気になったのが、こんなフレーズです。「人に迷惑をかけない」 子どもが生まれた夫婦に「将来、どんな子に成長してほしいです…
最近、手にとる本に韓国のものが多くなりました。 意識しているわけではないのですが、「面白そう」と思って手にとると韓国モノだったり。 エッセイしかり、小説然り、なのです。 なんでだろうかなぁ?・・・と、ずっと頭の隅にあったのですが、 たぶん、こ…
もしかして、みんな東大に行きたがっているのでしょうか? もし、あなたがそのままで、「東大に行ける」と言われたら、行きますか? 『「東大で終わる人」「東大からの人」の明暗を分ける“意外な要素”』と題する、『週刊現代』(2022年2月12日号)の記事をネ…
人はみんなそれぞれが自分の中で思い、考え、願っている。 そして、そのやり方は人それぞれで、他の人と全く同じということはありえない。 だから、人と人とはすれ違ってしまうことがしばしばで、分かり合えないことも多い。 これは、他人との関係の中で起こ…
子どもがゲームに夢中だったり、マンガばっかり読んでいると、 親はあまり良く思わないようです。 もし、これがゲームやマンガじゃなくて、本だったらどうなのでしょう。 おそらく、多くの親の反応は違ってくると思います。 でも、本を読めばいいってことじ…
ミステリーというものをあまり読んだことがないのでわからないのです。 それゆえ、レビューを書くなんて、おこがましくてできません。 『倒産続きの彼女』を読みました。 読んでいてすっごく楽しかったです。 どうなるんだろう?って、先を読むのが楽しみで…
あなたのパートナーが、家でも会社でも近所付き合いでも、すぐかっとなって手が出ちゃう男だったら、 すぐに別れるべきでしょう。完全な乱暴者です。 パートナーどころか、こんな男のそばに寄らない方がいいですよね。 では、パートナーが、「会社でも近所づ…
「支配しない男になる」とは、決意表明だと思います。 でも、そもそも、なぜわざわざそんな決意表明をしなくちゃいけないのでしょうか? そんな疑問を感じている男性は少なくないと思います。 その答えは、こうです。 男性は、「私は支配しないぞ!」と自分…
あなたが男性だったら、自分に問いかけてみてください。 あなたが女性だったら、パートナーもしくは近しい男性に問うてみてください。 「支配しない男」になれますか? これは、私たちの社会がどうなっていくかを決定するくらい大事な視点だと思います。 沼…
『ちびっこちびおに (日本の絵本)』という絵本があります。 ひがら山というところに、お母さんと2人で暮らしている「ちびおに」が、 「ね、おかあちゃん。 ぼく、にんげんの まちに いってみたいよ。」と。 お母さん鬼は応えます、「だめ、だめ。つかまって…
COP26(第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議)に参加した高校生のことをテレビ番組で見ました。 「フライデー・フォー・フューチャー(未来のための金曜日)」の日本組織代表の5人のうちの一人です。 「もう石炭はいらない」と手書きで書かれたプラカ…
「おには~、そと!」 「ふくは~、うち!」 なんてね、無邪気に素直にやれなくなっちゃいました、最近は。 オニって何? オニってみんなに嫌われてるけど、どうしてなの? 考えれば考えるほど、意味わかんなくなる。 桃太郎にしても、なんで鬼退治に鬼ヶ島…
日本は75年以上戦争をしていない国です。 もし、戦争が身近にあったら、私たちの生活も影響を受けるわけです。 子どもだったら、その影響力はかなりのものなのでしょう。 戦争中にあこがれるものが戦艦や戦闘機だった、なんていうかつての少年は多いでしょ…
小学校では今でも、漢字習得のために、書く練習を何十回もさせているのでしょうか。 私見ですが、漢字や英単語習得のためには書くよりも、読みに力を入れた方がいいと思っています。 最近、感じることなんですが、漢字を書こうとしたら思い出せなくて「あれ…