幼稚園の通園バスに置き去りにされて園児が死亡した事件の続報が伝えられています。
いくつもの人為的ミスが重なって事故に至ったとのこと。
実態が明らかになるほどに、園側の責任感の欠如が浮き彫りになります。
子どもを預かる任にある人たちには心してもらいたいです。
そして私たちにできることって何かを考えないといけません。
そんなふうに思っていたら、外国にはちゃんとあるというではないですか。
CPDという幼児置き去り探知システムを搭載する自動車が増えているとか。
CPDとはChild Presence Detectionの略です。
アメリカでは法制化の動きもあるし、ヨーロッパでは車両の安全性能評価基準に加えられるという動きもあるそうです。
これらは乗用車の話ですが、お隣の韓国では通園バスに置き去り防止機能が設置されているとか。
バスのエンジンを切ってから3分以内に最後部座席にあるボタンを押さないとブザーが鳴る仕組みです。
運転手なり添乗者なりがバスの最後部まで行って、そこにあるボタンを押さなければならないってことです。
どんなに注意していても、人為的ミスをゼロにすることは不可能ですから、
こういうシステムの力を借りる必要があると思います。
コストがかかることですから嫌がる向きもあるでしょうが、命には代えられません。
CPDのことは文春のネット記事で、韓国の事例はNHKラジオで知りました。
通園バスにこのようなシステム搭載を義務付ける法律などが必要だと思います。
私たちはこういうことを知って、国や自治体に働きかけなくちゃいけないんじゃないか。
ワタシにできることをちゃんとやらなくては、と改めて思いました。